1年前に書いた記事を再考してみた。結果。

未だに、多くの方に読んでいただいているこの記事。

書いたのがちょうど去年の今頃ですね。

1年経ってもまだ読んでいただけているという事は、

髪の量が気になるけど、長さは変えたくない。

髪が重いんだけど、軽くしてって美容師さんに言うと梳かれすぎちゃう。

というようなお悩みをお持ちの方が多いのかな?

と思っています。

事実、毛先が梳かれすぎてスタイリングがしにくいなあ…

ってお声もよく聞きます。

なぜこんな事が起きるのでしょう?

そしてそういう時ハヤシはどんな施術を施すのか。

1年前の記事とかぶる内容もありますが、今回はそんな感じでお送りします。

基本的にミディアム〜ロングの方にセニングシザー(梳きバサミ)は使いません。

ミディアム〜ロングの方には僕はセニングシザーは使いません。

なぜなら、梳きバサミで均一に梳いてしまうと短い毛が髪の途中から出てきてしまい髪の毛が荒れて見えやすいからです。

ツヤが出にくくなるのです。(もちろん使い方にもよりますが)

短時間で、比較的多量の量を取れるセニングシザーは非常に便利なプロダクトではありますが

使うポイントを誤ると、却って髪のツヤを失う原因にもなり得ます。

そうしたリスクを考え僕個人としては、よっぽどの事がない限りセニングシザーは使用しないと決めています。

では、どうするのかと言うと、簡単です。

梳きバサミではない、普通のハサミを効果的に使用することで、髪の毛を荒らさずに量を取る事が出来るのです。

また、ポイントとして、なるべく表面ではなく、髪の内側で量を取っていきます。

そうすることで短い毛が表面に出てこず、

ツヤは綺麗に保たれます。

量を取る場所も、セオリーがあり

量を残さなくてはいけない場所、取らなくてはいけない場所が存在します。

そこを的確に判断してハサミを入れていく。

こうすることでしっかりとツヤを残したまま、量を軽くする事ができます。

決して毛先がペラペラで扱いにくいことはありません。

そして、毛量の調節よりも先に考える事として。

そもそも僕は女性のヘアスタイルに関しては、

ある程度髪の毛に厚みがあったほうが上品で、洗練された様に見えると思っています。

髪の毛に厚みがなく、軽くなりすぎてしまうとなんとなくチープなデザインになりがちです。

なので、極力毛量の調節は最小限に行いたいのですが、

そのためにヘアスタイルのフォルムを最初に考えます。

要はヘアスタイルの形です。

特にミディアム〜の方には、大なり小なりレイヤーを入れて、フォルムのコントロールをします。

髪の毛に段を入れて、そもそも軽くしてしまおう!

と言うことですね。

例えばー…

この方にもレイヤーが入ってます。ココですね。

顔まわりにたっぷりと段をつけてることで、見た目にも軽く、動きのあるスタイルになります。

その上で、毛量の調節をすると、最小限で済むのです。

この方も毛先には厚みがあるでしょ?

でも、動くんです。軽いんです。

それは、カットのフォルムに要因があるのです。

これらをぜーんぶ考えると、ただ髪をすくだけって施術は出来ない。

そりゃそうですよね。

だってすくだけなんてもったいないです。

実はもっともっと扱いやすく、自分に似合うスタイルに出来るはずなんですから。

特にロングでもフォルムをきちんと切ってあげる事で解決するお悩みは多いと思います。

僕も、いつもショートとかボブクリエイターとか言ってますが、割とミディアム〜ロングのお客様もいらっしゃいます。

そういったお客様には今回みたいな事を考えてカットさせていただいていますので

長くなりましたが、ぜひ、ご参考までに♡

Rico

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