永遠のスーパースターの命日にて。



5月2日。

今日は僕にとっては大切な日です。

全く美容とは関係の無い話になりますが、よろしければお付き合いください。

1998年5月2日。

この日はX JAPANのギタリスト、HIDEが亡くなった日です。

愛してやまないX JAPANのかけがえのないギタリストが旅立った日です。

当時の様子はそれはもうすごかったと聞いています。

築地本願寺にファンが何万人と献花に訪れたとか、後を追ってしまったファンもいたとか…。

聞いています。などという表現なのは僕はその頃まだ7歳で、X JAPANはおろか音楽にも大して興味を持ってなかった歳だったからです。

あれから20年が経ちました。

当時7歳だった僕も27歳になり、もう10年以上もX JAPANに没頭しています。

もしもリアルタイムでその死に触れていたらなんて考える時もあります。

もしも物心ついている、例えば10代後半くらいの時にその死に触れていたら…僕も人の事は言えなかった気がします。

それくらい、自分にとってスーパースターを亡くすというのは辛く、厳しかったんだろうと今は思います。

神奈川県端っこ、三浦海岸。

さて、そんな当時はなにも知らず、なにも出来なかった僕ですが、今は出来ることがあります。

神奈川県の端っこの三浦海岸にある、三浦霊園。

ここに今、HIDEのお墓があります。

僕はもう何回も訪れており、5月はもちろん様々な季節に来ていますが、いつ来てもたくさんの艶やかで美しい花に囲まれています。

ここで手を合わせることが出来るのです。

ここに来るといつも、20年経っても変わらず人々に愛されているHIDEのすごさと、お墓を管理していただいて、こうしてHIDEに会える場所を設けてくださっている方への感謝を感じます。

行ったのは昨日ですが、僕の前に来ていた女の子はひたすらに墓前で泣き崩れていました。

来るたびに目にする光景で、胸がギュッと締め付けられるような思いになります。

そして昨日は、恐らくお墓を管理してくださっている方からタオルとHIDEのカードをいただきました。

『HIDEのお母さんからです。いつもありがとうございます。』

そう言って渡してくれました。

感謝するのはこちらの方で、今でもHIDEに会わせてくれているのに、プレゼントまでいただいてしまいました。

本当に心から感謝です。

やはり運命共同体、X JAPANやHIDEの周りの方々って暖かいなと感じられます。

毎年行ってますが、三浦霊園は海の真ん前。

とっても良いところだなと思います。

なんだか感傷に浸ってきてしまいました。

東京に出てきて。

毎年ここに来れるだけでも、出てきてよかったな。なんて思います。

来年も伺おうと思います。

また、春に会いましょう。