遠い昔に先輩から言われた一言を今でもまだ覚えている。

こんにちは。

国立市の美ボブクリエイター、ハヤシです。


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なんか今日お客様のカラー塗ってる時に…

昔の記憶が舞い戻ってきました。(集中してますよ!)

前働いていたお店でのことですがね。

当時すっごいショックを受けたなあー…

っていう話をさせてください。

当時林寛也22才、アシスタント2年目。

その当時働いていたお店は予約制ではなくて、朝10時に開店したらドドドドーっとお客さんがいらっしゃる感じのお店でした。(忙しい時は)

席数も割と多く、朝から10名のお客様が来ても皆さん施術には入れるくらい。

ただ、やはり繁忙期なんかには待合で待ってもらうことも多く、その日も待ってもらっているお客様が何名かいました。

当然、待合にお客様がいらっしゃる以上は僕たちも施術に無駄なく、やや急ぎめというか…普段よりもテンポを上げて雑務その他をこなしていくわけです。

多分、そんなちょっとわちゃわちゃしている雰囲気が気になったんでしょうね。

特にバックルームなんかは戦場のようになりますから。忙しい時には片付けもままならなくなったりしていて。

急に1人の先輩からこんな事を言われたのです。

『美容室ってお客さんは待つのが当たり前だから。待たせとけばいいんだから。なにをそんなに焦ってるんだよ。』

って………。

もうね、超ショックでした。ショックオブショック。ショックの極み。

色々な所にショックで。

まず、その先輩(バリバリスタイリスト)がお客様を待たせても良いって認識な事にもびっくりだし、

こんなに色々段取りを計算して動き回ってるアシスタントを捕まえて『なに焦ってるの』とか言えちゃう神経もありえないし…。

とにかくもう、思い出してもはぁ…。ってなります。

まあ今思えば、わちゃわちゃしてた自分をなだめるために言ったのかもわかりませんが…。

それにしたってお客さんは待って当たり前。って精神は僕は嫌いです。

仕事に限らず、人と関わっている以上、相手の時間をこちらが使わせていただいているという認識は非常に当然で、その時間を僕と関わっている上で「浪費」させてしまっては言語道断。

どうせ使うなら僕に自分の時間を「投資」していただく方が、ずっとお互いに良いと思います。

そしてそのためには、こちらが時間を投資してもいい!と思っていただくくらい価値を上げていかなくてはいけないわけで…。

そのために僕らは技術なり接客なりを磨いているのです。

考えてみると、そういう価値観が無いのであれば、お客様の時間を無駄に浪費させてしまうことに危機感を持たないのかな。とも思います。

つまりなにが言いたいのかというと…。

決して待たせて当たり前。なんて事はありません。

待たせる前提ではいけません。

お客様は時間を使って美容室に来てくださっているのですから。

これからもそんな当たり前のことを肝に命じて、サロンワークをしていこうと思ってますって事。

ほんっと当たり前ですね。

それでは。

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