こんにちは。
国立の美ボブクリエイター、ハヤシです。
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Ricoで行う白髪染めは弱酸性カラーです。
弱酸性カラーとは、ヘアマニキュアとも呼ばれ、アレルギー成分や肌や髪に刺激のある成分が入っていないため非常に安全性の高いカラー剤です。
白髪染めを長年していくにあたって、ピリピリとしみたり、かゆくなったり、髪の毛がだんだん痩せてしまったり、、、などのリスクを考慮した結果、弱酸性カラーが最も白髪染めに適していると考えて、この薬剤を使用しています。
(⬆︎⬆︎過去の記事にも記載があります⬆︎⬆︎)
髪の毛が染めれば染めるほどツヤツヤになっていくとても素晴らしいカラー剤なのですが、1つだけ大きなデメリットがあります。
今回はそのデメリットについての記事になります。
弱酸性カラーのデメリットとは。
最初にズバリ申し上げます。
そのデメリットとは、髪の毛を明るく染めることができない。ということです。
弱酸性カラーはその性質上、髪の毛を明るく染めることができません。
なぜなら、日本人の地毛は多くの場合黒髪です。欧米の方のような明るくて軽やかに見えるカラーにするためには、髪の毛の色素を脱色しないといけません。
この髪の脱色には、パワーの強いブリーチ剤が必要なのですが、弱酸性カラーにはブリーチ剤が配合されていないためです。
通常のアルカリカラーには、ブリーチ剤と染料が同時に配合されているため、一度カラーすると地毛よりも明るく染めることが可能です。
ですが、弱酸性カラーは染料オンリーなのです。
なので白髪の部分にはしっかりとカラーが入るのですが、黒い地毛の部分はカラーをしても色は変わらないのです。
ちょうど、黒い画用紙の上から茶色のマジックで何か書いてもよくわからないのと同じです。
弱酸性カラーの中にも明るめの色はあるのですが、元の地毛の方が濃いため、発色はなかなかしてくれません。
これが最大のデメリットになります。
白髪の量が多ければ多いほど、色の選択肢は広がりますが、地毛の方が多い方だと地毛に合わせた色味で染めることをお勧めしています。
頭皮や髪の毛に優しい刺激のないカラー剤がいいけど、髪の毛はどうしても明るくしていたいという方には少し悩ましい問題です、、。
デメリットを補って余りある良さ。
そうは言いますが、それでも弱酸性カラーはいわゆる黒染めではありません。
光に透かすと柔らかな色に見えますし、日本人形のような漆黒な色にはなりません。
あくまで、自然なナチュラルブラウンのような色ということです。
その方の髪質によって色の出方は変わりますが、弱酸性カラーの中にも明るめの色はありますのでデザインや状態に合わせて染めていけば真っ黒で重々しい、みたいなことにはなりません。
また、そこの部分さえ目をつむれば、ツヤツヤな美しい髪の毛になることができます。
以前の記事にも書きましたが、Ricoに来てくださっているお客さんはご高齢の方でも髪が豊かでツヤがあります。
根元から立ち上がりがあり、一本一本に芯がある強い髪の毛に自然となっていきます。
よくお伝えさせていただくことですが、「明るくってばさばさな髪の毛」と「地毛に近い色でツヤツヤな髪の毛」だとどちらがいいでしょうか。
若く見えたり、元気そうに活力があるように見えたりするのはどちらでしょうか。
答えは言わずもがな。です。
明るくはできませんが、その代わり得られるものはとても多いと思っています。
そんな、弱酸性カラーのデメリット。
確かに髪の明るさは印象を大きく変えることができます。
が、今後の未来の髪の毛を豊かにするためにも、明るさ「だけ」を考えてカラー剤を選ぶのはちょっと待って。
本当に美しいツヤを手に入れるために、弱酸性カラーを試してみてください。
デメリットを補って余りあるメリットだらけの髪の毛になれますので。
それでは。
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